空間は素材に包まれて存在しています。私たちが居心地がいいと感じる空間はデザイナーたちが素材のポテンシャルを操り調和させた結果です。
ICSの特色ある授業のひとつである「素材研究」は2014年から始まりました。実際の素材に触れ、工法や伝統工芸の手法などを体験することを重視し、インテリア素材や建材だけでなく、植物・食材・手芸材料・ゴミなど、身の回りのあらゆる素材を実験と考察を繰り返しながら研究を行います。
デザイナーを目指す学生たちがインテリア素材にとらわれず、素材と向き合いながら実験を繰り返し、試行錯誤して素材の新たな可能性を追求していきます。